1. 甲斐路は山梨県で生まれたぶどう
「甲斐路(かいじ)」は、山梨県の植原葡萄研究所で育成され、1977年(昭和52年)に品種登録されたぶどうです。親は「フレームトーケー」と「ネオマスカット」の掛け合わせ。
収穫シーズンは、9月中旬〜10月。
山梨県は甲斐路の収穫量(約44.5トン)で全体の約99%を占めています。
甲斐路は、強い甘みにほどよい酸味が加わった、バランスのよい赤ぶどうです。果汁が多く果肉はやわらかで、皮が薄いためそのまま皮ごと食べられます。
明るい紅色の果皮と高い糖度、マスカット系の爽やかな後味から、「赤いマスカット」とも呼ばれる品種です。