ぶどうについて
「甲州八珍果」のひとつとされるぶどうの歴史は古く、山梨県は初の栽培の地であり現代においても生産量日本一を誇ります。ぶどうは大きく緑系・赤系・黒系に分かれていて、それぞれ色が違うのは「アントシアニン」と呼ばれる色素の量で、果皮の色が決まってきます。アントシアニンが多いほど、黒に近いぶどうになるのです。
ぶどうの保存方法
常温で届いたら、食べる数時間前に冷蔵庫の野菜室に。冷蔵で届いた場合はすぐに野菜室で保存しましょう。
ぬらした新聞紙やラップに包んで房ごと野菜室で保存。なるべく早めにお召し上がりください。
ぶどうの種類
<巨峰>
香りがよく、味は濃厚。皮はむいて食べます。冷凍してもおいしいのでおすすめです。名前は富士山にちなんでつけられました。
<藤稔>
大きな粒が特徴で、味も濃く程よい酸味があります。皮はむきやすくジューシーで、リピーターの多い品種です。
<ピオーネ>
甘みと酸味のバランスが良い。皮はむいて食べます。種なしが主流になりつつある品種です。
<シャインマスカット>
甘みが強く、マスカットの香り爽やか。皮ごと食べられるのも魅力です。100年に一度といわれるほど、大成功した品種です。
<クイーンニーナ>
赤系の品種で、大粒濃厚な甘さに果汁も多めです。一度食べるとハマるが人続出する品種です。
<マイハート>
親はウインクとシャインマスカット。粒がハートの形になる珍しい品種です。皮ごとパリッと食べられます。
ぶどう豆知識
ぶどうは実がなる位置によって甘さが違います。房の上部が糖度が高く、下に行くにつれて糖度が低くなります。これは太陽の光を浴びて、枝に近い方の粒から熟していくためと言われています。なので、下から上へと食べ進めることで甘味をより長く味わうことができますので、是非試してみてください。