ワインコルクを上手に開ける方法。最新オープナーも紹介!

ワインコルクを上手に開ける方法。最新オープナーも紹介!

ワインを楽しむときに必ず訪れるのが、「コルクをうまく開けられるか」という小さな勝負どころ。
そこで本記事では、基本のコルクの開け方から、失敗しにくい最新ワインオープナーまで、初心者でも安心して実践できるテクニックをご紹介します。 コルクがボロボロになりがちな方も、これを読めばスムーズに開栓できるはずです。

 

 

 

|ワインコルクの歴史


ワインコルクの歴史

皆さんは、なぜワインの栓にコルクが使われているのかご存知でしょうか。
ワインの栓としてコルクが本格的に採用されるようになったのは、1700年代のことです。コルクの原料である「樫(カシ)の木)」は柔軟性と弾力性に優れており、ボトルにしっかりフィットして密閉空間を作り出せることが大きな理由とされています。また、ワインは酸素に触れると劣化しやすい一 方、適度に空気を遮断して長期熟成させることで香りや味わいが向上するという特徴があります。この性質を最大限に活かすため、コルク栓が広く用いられてきました。 

 

ワインコルク

しかし天然コルクには、後に大きな問題が指摘されるようになりました。それが、TCA(コルク臭) による汚染で起こる「ブショネ(Cork Taint)」です。ブショネになったワインは、湿った新聞紙のような、好ましくない香りを発してしまいます。

近年は、TCA臭がほぼない「スーパーコルク」が次々と開発されています。 簡単に開けられるスクリューキャップなどが普及してもなお、コルクが残り続けるのは、コルクを抜くときのあの高揚感や独特のポンッという音、開栓の所作を好む方が多いからなのではないでしょうか。

 

 

|基本のコルクの開け方

 基本的な、ソムリエナイフ式のオープナーを使ったコルクの開け方からご説明します。

ソムリエナイフのパーツ
2枚の刃で抜栓
キャップシールを剥がす様子
1. キャップシールの周りに切り込みを入れ剥がす

一般的には“下のライン”でカットしますが、キャップシールがボトルに密着していて切りにくい場合があります。そんなときは、“上のライン”でカットするのがおすすめですよ。

スクリューをコルクに入れる様子
2. コルク栓にスクリューを入れる

コルク栓に対して垂直かつ真っ直ぐになるように差し込みます。ゆっくりと時計回りに回していくことで、コルクが崩れにくく、きれいに抜きやすくなります。

フックをボトルの口にかける様子
3. フックをボトルの口にかけて抑える

コルクの長さにもよりますが、写真のような位置までスクリューが入ったら、オープナーのフックをボトルの口にしっかりとかけて押さえます。これが引き抜く際の支点になります。

コルク栓を引き抜く様子
4. コルク栓を抜く

斜め方向へ引くとコルクが折れてしまう可能性があるため、カーブを描くようにゆっくりと引き上げるのがポイントです。力を入れすぎず、スムーズに「ポンッ」と抜きましょう。

TOPIC

抜栓前に注意が必要なワイン

① 熟成した古めのワイン 長期間熟成されたワインは、コルクが経年で劣化して崩れやすくなっていることがあります。こうしたワインを開ける際は、次の章でご紹介する“2枚刃式コルク抜き”の使用がおすすめです。 ② かなり若いワイン 意外かもしれませんが、若いワインのコルクも硬くて抜きにくい場合があります。これはコルクがまだ十分にワインに浸っておらず、瓶口との摩擦が大きいためです。抜栓の際にコルクが折れてしまうこともあるため、若いワインはしばらく横に寝かせてコルクを湿らせることで、スムーズに開けやすくなります。

|コルクが折れてしまった時の対処法

せっかく綺麗にコルクを開けようと思っていたのに失敗すると、どう対処すればいいか悩んでしまいますよね。そんなときに役立つ対処法をご紹介します!

対処法1. スクリューを斜めに差し込む

スクリューを斜めに差し込む
1. スクリューをコルクに対して斜めに差し込む

スクリューをあえて斜めに差し込むのがポイント。斜めに入れることでコルクとの接地面積が広がるため、抜きやすくなります。押し込む力を加えず、回転させながらそっと入れていきます。

コルクを瓶口に沿わせるよう引き上げる
2. コルクを瓶口に沿わせるよう引き上げる

コルクは、瓶口にそっと添わせるようにしながら引き上げてみましょう。コルクが半分ほど残ってしまった場合や、柔らかく劣化しやすい古いワインに特に有効な方法です。

対処法2. 2枚刃式コルク抜き

コルクと瓶口の隙間に押し込む
1. コルクと瓶口の隙間に押し込む

まずコルクと瓶口の隙間に「長い刃 → 短い刃」の順に差し込み、左右に揺らしながら奥まで押し込みます。

ゆっくり回しながら上に引き上げる
2. ゆっくりと回しながら上に引き上げる

ゆっくりと回しながらコルクを上に引き上げていきます。かすがワインの中に落ちないうえ、コルクをボトルに戻して再び栓をする「リコルク」もできます。

TOPIC

ワインを保存するための栓がないときは…

ワイン栓の代用イメージ 用意するもの

キッチンペーパー、サランラップ、輪ゴム

やり方
  1. キッチンペーパーを4つ折りにして帯状にし、くるくると巻いてワインコルクのような形にする
  2. 軽く水で湿らせてからしっかり絞り、ボトルの口にしっかり差し込む
  3. 2重にしたラップでボトルの口を覆い、輪ゴム2~3本で強めに固定する

最近では100円ショップでもワインストッパーが販売されていますが、実は家にあるものだけでも代用できます。もし空のペットボトルがあれば、密閉性が高いため、そちらに移し替える方法もおすすめです。

|女性も安心。最新オープナーのご紹介

自宅で気軽にワインを楽しむなら、使いやすいワインオープナーは必需品です。力の入りにくい女性でも扱いやすい、便利な最新オープナーをご紹介します。

 

 1. 電動式ワインオープナー 電動式ワインオープナー

高級ワインに使われるコルクは、保存状態によって乾燥して固くなることがあります。また、比較的若いワインのコルクも、ワインに十分浸っていないため硬く、瓶口との摩擦が大きく抜けにくい場合があります。

電動式ワインオープナーの使用イメージ

そんなときにおすすめなのが、電動式ワインオープナー。ボトルネックにオープナーを垂直に当て、ボタンを押すだけでスムーズにコルクを引き上げてくれます。最後に〈UP〉ボタンを押せば、オープナーに残ったコルクも簡単に取り外せます。力を入れて引っ張ったり、ねじったり、コルクを割ってしまう心配もありません。ワインを飲む機会が多い方は、3,000円ほどで購入できますので、ぜひ一度試してみてください。決して宣伝ではありませんが、本当に“感動もの”です。

2. ガス式ワインオープナー ガス式ワインオープナー

出典:https://item.rakuten.co.jp/ecoecoearth/120727-803ua-snta-ry/

ガス式はコルクに細い針を刺し、ボタンを押してガスを注入してコルクを押し上げます。1つのカートリッジで60~80本のワインが開けられる優れもの。古い脆いコルクもスムーズに抜けます。ただしカートリッジの交換が必要でランニングコストがかかること、価格がやや高めなのがデメリットです。

|まとめ

ワインのコルクを開けるのは、誰にとっても緊張する瞬間ですよね。オープナーの種類も多様で、自分に合った道具を見つけることが、まずは大切です。もし途中でコルクが折れてしまっても、それは失敗ではなく、経験の一つ。慌てずに今回ご紹介した方法を試せば、きっと解決できます。少しずつコツを掴んでいくうちに、開栓の楽しさや達成感を味わえるはず。挑戦を恐れず、ワインの世界をもっと深く楽しんでみてくださいね。

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