赤いぶどうをカテリアルスタッフが食べ比べ。クイーンニーナ、サンシャインレッド、マイハート、甲斐路

クイーンニーナは、ぶどうの中でも1、2位を争うほど人気の高い品種だよね。

わかる！大粒で、口に入れた瞬間に黒ぶどうとは違う芳醇な香りと濃厚な甘みが広がるよね。

そうそう。でも皮離れがいいから、食べやすいんだよね。
 それに、あのくすみピンクの色味も可愛くて、女性にも人気ありそう。

次は山梨で誕生した注目の新品種、「サンシャインレッド」です。

近くに1房あるだけで香りがすごくて、「あっ、サンシャインだ」ってすぐわかる。

サニードルチェだよ。赤い品種で、青りんごのような爽やかな香りと風味、シャキシャキとした食感が特徴のぶどう。

そう。それをシャインと掛け合わせたことで、マスカット系の味わいも加わり、皮ごと食べられる “いいとこ取り” のぶどうになったんだよね。

私みたいに、一度食べたら病みつきになる人が続出しそうです。

次はハートの形が可愛らしい「マイハート」。

何それ！ちょっと怖い（笑）。でも、切るとハートの形になってるところは確かに可愛いよね。

シャインマスカットが掛け合わされているから、食感と香りもいいんですよねー！

ハートの形だから、好きな人にあげても喜ばれそうですね（笑）

次は山梨県で開発された、「赤いマスカット」とも呼ばれるぶどうの品種「甲斐路（かいじ）」です。

もう育成されてから50年くらい経つんだよね。今はシャインマスカットが不動の人気だけど、実はシャインマスカットって甲斐路がなければ生まれていなかったんだよ。

安芸津21号に「日南」というぶどうを掛け合わせてできたんだけど、この日南自体が「カッタクルガン」と甲斐路を交配して育成されたんだよ。だから、シャインマスカットのルーツには甲斐路が関わっているんです。

ほんと、甲斐路って実家に帰ってきたみたいな安心感があります（笑）

古来種である「甲州」や「ベーリーA」と同じように、ぶどうの元祖みたいな味が好きっていう人も結構いて。大事に守っていきたい品種のひとつだよね。