フルーツ王国・山梨県で作られる極上シャインマスカット
ぶどうの中でも近年特に人気の高いシャインマスカット。ヨーロッパ品種の特徴であるマスカット香と、皮を剥かずに食べられる手軽さから人気を集めています。ぶどうの収穫量全国1位を誇る山梨県では、日照時間の長さ、昼夜の寒暖差が大きいことからぶどうの栽培に優れ、粒が大きく糖度が高いシャインマスカットが育ちます。
特に、1つのぶどう農家さんと深い繋がりを築くカテリアルでは、ぶどうに人生を捧げ、甘みと美しさを追求した高品質のシャインマスカットを毎年皆様の元へ届けることができています。
9月から10月頃が旬のシャインマスカットですが、特別な貯蔵方法を用いることで、冬でも旬の味わいをそのままにお届けできるようになりました。
旬のシャインマスカットが冬に食べられる?
秘密は長期貯蔵技術にありました。
① 9~10月、完熟のタイミングで収穫
南アルプスや八ヶ岳など、標高が高い山々に囲まれるカテリアルの契約農家さんのぶどう畑。追熟がないぶどうは収穫のタイミングで美味しさが決まるため、1房1房異なるぶどうの個体差を見極め、最適なタイミングで収穫します。
② 極上シャインマスカットを厳選
近年の緑系ぶどうでは最も甘いと言われるシャインマスカット。1房ずつ熟度を確認してランク付けをしています。贈答用シャインマスカットは、市場でも高値で取り扱われる極上ランクのモノを厳選してお届けしています。
③ 長期貯蔵システムで保存
収穫後、すぐにイスラエルのStePac社が製造する「エクステンド・Xtend®」と呼ばれる鮮度保持フィルムに封入します。従来のぶどうと異なり貯蔵性に優れているシャインマスカットですが、エクステンドによるガス組成(酸素・二酸化炭素量)および湿度の調整により、シャインマスカットの鮮度を延ばすことができるのです。
⇨カテリアルの鮮度保持システム「エクステンド・Xtend®」の詳しい記事はこちら
④ 12月から出荷が始まる
お客様からの注文後、粒に負担をかけないよう柔らかいクッションの上に房を収めます。農家さんが大切に育てたシャインマスカットをお客様のお手元まで責任を持ってお届けさせていただきます。
長期貯蔵システムの導入は、”大量廃棄” の解決から始まりました。
世界の食糧生産量は年間約40億トンと言われています。そのうち食品ロスを含んだ食品廃棄物量は約13億トン。つまり、生産された食料の約 1/3 が捨てられているのが現状です。
カテリアルの契約農家さんにおいては、ぶどうの繁忙期は朝から晩まで出荷作業に追われ、収穫に間に合わないぶどうは大量破棄をしなければならない深刻な問題がありました。長期貯蔵システムの導入は、こうした苦渋の決断をしなくてはならない農家さんの悩みをどうにか解決できる手段はないか?というところから始まりました。
2022年から始まった取り組みは、ぶどうを生産する農家さんだけでなく、シャインマスカットを季節が変わっても食べたいと願う消費者にとっても嬉しい結果になりました。まだまだ品質面において課題が残る中、定期的な包装内の温度やガスのチェックなどを行うことで、さらなる品質の向上に取り組んでいます。
※実際の梱包箱とは異なります。カテリアル専用の梱包箱に入れお届け致します。
厳正な保存管理のもと、お客様に届けする極上のシャインマスカット。箱を開けると、まるでぶどう畑の息吹が宿るかのようにシャインマスカット特有の芳醇な香りが広がります。
ぶどう農家さんの手で丹精込めて育てられたシャインマスカットは、本物志向の人や大切な方への特別な贈り物として喜ばれています。シャインマスカットが名残惜しい冬の時期に、贅沢な味わいを心ゆくまでお楽しみください。一房から広がる幸せは、寒い季節を温かく彩ってくれることでしょう。